2014.10.29
今週のジャンプ感想。
・火ノ丸相撲
表紙&巻頭カラー。最近では珍しい。ここまで来て思ったけど、この漫画は題材に、国技とはいえ、マイナースポーツ(こう言うと失礼だが)を扱っている割には説明がほとんどないのに、読んでいて「相撲って面白いな」と思わせるところがすごい。もっとも単純に「相手の足裏意外に泥をつけるか土俵から出せば勝ち」というシンプルな勝敗判定があるので、そんなに説明は要らないのかもしれないけど。久世と狩谷の話がチラッと見えたのでここも掘り下げてほしいところ。次は国体王者の国崎vs久世なわけだけど、ここで国崎に噛ませ犬のレッテルがついてしまうのは避けてほしいな…
「ロシナンテの災難」ってことなのかしら。ONE PIECEは一見ええーってなるようなマヌケなエピソードが伏線になっていても「まあONE PIECEだからいいか…」と思えてしまう。ところでロシナンテの顔ってよく見ると芸人のゴー☆ジャスに似てる…アニメではゴー☆ジャス本人に演じてほしいなあとちょっと思ったり。
・NARUTO -ナルト-
残り3週。一転、ナルト、サスケの双方のチャクラが尽きたために素手での殴りあい。ここでアカデミー時代の回想とともに両者が拳を打ちつける様はとてもいい。しかし九喇嘛の「正直ワシの~」はさすがご都合というか…最後までこの調子なのかと思ったり…不発ではあったけど、うずまきナルト連弾はグッと来た。
まさかの三つ巴。クライマックスのまま続くのは今後(おそらく来週の発表)に向けた展開かとは思うが、それでも面白い。先週の知略(カードゲーム)の対比か、今回は野生(動物)を表現していて予想ドンピシャリで気持ちよかった。ソーマはどう対抗するのだろうか…黒木場も葉山も強すぎるでしょう…
・磯部磯兵衛物語 ~浮世はつらいよ~
連載一周年中間カラー…のはずが。オチが秀逸だと思いました。でもカラーで白黒っていつかのBLE…いやなんでもない。
・モロモノの事情(短期集中連載最終回)
やっぱりネタが鼻につく…というかSQ.で連載した方がいいのではと思った。個人的な好みはあれど、絵も簡素なのに上手いし構成も良かったと思う。
短くてびっくりした。
完全に短期決戦。そう思いたい。ナックルヴァールの聖文字は少し難解だったけど、こと戦闘と決着に関してはシンプルな頭脳戦でとても良かった。頼むからナックルヴァール起きないでくれ…!完聖体のことは忘れてくれ…!
・ジュウドウズ
一夜明けて少し日常パート。異常性を孕んだ八波羅村と柔道頭においてこの日常描写は、両者が際立っていていいね。岩田が、登場時のインパクトに比べて、意外に真面目だった…けどあっさりとパワーメーター扱いに…ストーリーの大筋が短期的なことや、今後の敗者復活等も含めてあまりキャラを磨耗させるようなのはやめてほしいなと思ってしまった。
暗殺教室、ハイキュー!!、銀魂、トリコ、Sporting Salt、ニセコイ、こちら葛飾区亀有公園前派出所、ハイファイクラスタ、ワールドトリガー、三ツ首コンドル、ヨアケモノについては次回以降。
以上。